サムタイム夢見がち

「こんばんは、ジョナサンです。」
「銀塊です・・・銀塊です・・・銀塊です・・・」
「ヒロシのパクリでしかもいきなり終わるとは豪気だね」
「まあね」
「逆に僕はお笑いの人とかになりたかったわけ。さらに逆に今でも時折ネタの断片とか考えたりしてしまうときとかあるわけ」
「なにが、『逆に』なのか全然わかんないけど」
「むしろ普通に夢を諦めちゃったんだ・・・」
「ほぼ狂人だよね、この人。でもなぜATOKでは『きょうじん』が変換できない」
「とはいえ昨日考えたネタ断片なんだけど、漫才でよくあるツッコミの台詞を変えてみるというのはどうだろうか」
「例えば」
「『なんでやねん』というツッコミがあるけど、これを変えてみる」
「具体的には」
「『ナンで屋根を覆う』とか」
「いやー、昨日家の屋根全体にカレーこぼしてちゃってさ〜」
「ナンで屋根を覆う」
「それを生かすための台本を作れる人間はいないよ」
「『いい加減に品定めをしてたらとんだパチモンを掴まされるぜ』」
「文字では伝わらないね。多分声出しても無理だと思うけど」